2011年03月11日

「東北地方・太平洋沖地震」被災の方々への気持ち

大変ショッキングな災害が 我々の身近で起こりました。
16年前の「阪神・淡路大震災」こと「兵庫県南部地震」以上の規模の…

運転中だった私はその時には気付けず、帰社後皆の話題で知ったのでした。

阪神淡路のときには、ちょうど1月17日のその夜に、神戸市東灘区に住んでいる義父と義母が、まさに海外から帰ってきて、関空に到着する予定日。

帰る先がないことに気づき、午後から関空目指したものの、高速道路は全面通行止め。

だから…今度は一般道は全線渋滞。関空に到着した時は…もう日が変わっていました。

そこから連絡取ろうと大阪中のホテルと言うホテルに電話しまくりましたが、結局わからず。

後日、やはり大阪市内に一泊して、勇気を出してタクシーを拾い、嫌がる運転手に有り金すべて渡して、なんとか西宮まで…。

そこから東灘まで…戦時中のような悲惨な風景の中、ただただ歩き通して帰られたとか。


「東北地方・太平洋沖地震」被災の方々への気持ち


そんなこともあって、そのあとで募集があった「復興支援活動」ボランティアには、心からの思いで参加できたのでした。

さらに…その作業中に、作業車に戻るとフロントウインドウのワイパーに挟んであった小さなメモたち。
「ボランティア活動に感謝します」 なんて嬉しいメモだったか…。

皆も知っての通り、あの日を境に我々管工事業者たちは、ただの水道工事業者の商売人から、いざとなったら役に立てる、「ライフラインのガーディアン(守護神)」ちょっと大げさなれど、そんな誇りを感じられるようになったはずでした。


「東北地方・太平洋沖地震」被災の方々への気持ち


だからこそ、今回も「少なくとも…いつでも非常事態に備えて出動できるよう心づもりを!」しておかないとと思っています。


「東北地方・太平洋沖地震」被災の方々への気持ち


そのために…今日まで毎年何度も暑い日に、防災訓練を繰り返してきたわけですから…。


「東北地方・太平洋沖地震」被災の方々への気持ち


だからこそ、本当は出動指令がこなくてもよいくらい、被災者の方々が少しでも安全で、心安らかに生命を、財産を…失われずに済むことだけを、いまはただ、ここからお祈りしているのです。




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